「古民家再生ゼミ2016」大盛況でした
2016年8月19日

第一講義は、「古民家から、現代の木造建築への変遷」を歴史の観点から、松井が講義しました。

とくに「古民家の足元ツアー」と呼んでいる、縁の下を覗いての講義は大好評で、「石場建て」「足固め」の本来の入れ方を学びました。
第四講義は、安井妙子先生と小林一元先生をお呼びして、古民家再生実例を講演いただきました。小林一元先生は蔵の「曳家(ひきや)」の実例を、スライドを交えて紹介してくださいました。
安井妙子先生は20年以上前から「古民家の温熱改修」を実践している温熱改修のプロフェッショナルで、
詳細な報告書と共に、温熱改修の技術を学ばせていただきました。
最終講義は、実測した伊藤家の改修設計をプレゼンしてもらいました。
課題は「古民家を再生した民泊施設」。二部屋つくり、共有部分も大切にするというものでした。
みなさん力作ぞろいで、軸組模型をつくってきた方も。
打ち上げでは、みなさんから「大変勉強になった」「実務に活かせる内容でよかった」など感想いただき、
大盛況のうちに幕を閉じた古民家ゼミ2016でした。
みなさま、お疲れ様でした!