阿佐ヶ谷の家
2017年7月10日
本と暮らす「阿佐ヶ谷の家」。壁一面の本棚が特徴的な木組の家です。
旦那様は編集者、奥様はロシア文学の研究者というご夫婦に小さなお子さんが二人というご家族です。
仕事柄、蔵書が多く本に囲まれた生活をしています。
西壁いっぱいに本棚を作り、階段からも出し入れできるようにしました。
階段はリビングの中にありますが、じゃまにならないように浮かんでいます。
踊り場には小さな椅子が置かれて、お子さんたちの絵本コーナーになっています。
階段下は書斎コーナーになっています。低いので頭上に注意して使ってもらっています。
一階12坪 2階も12坪の延床面積24坪というコンパクトな家ですが、二人目のお子さんが生まれても子供部屋に困らないガランドウの部屋になっています。
お子さんが大きくなったら2つに仕切って使えます。
将来の生活の変化にも対応する「民家」のような架構を持つ丈夫な木組の家です。
事例集, 関東, 松井郁夫建築設計事務所(設計士/東京都), キューブワン・ハウジング(工務店/東京都)