木組ゼミ2014入門コース講義風景
2014年8月24日
11年目を迎えた「木組のデザイン」ゼミナール。
第一回目の講義は「木組のパッシブハウス 一日設計」です。 フリーハンドのアイディアスケッチを課題に沿って仕上げます。
私家版仕様書執筆陣が、木組みの家づくりの考え方を指導し、夕方は講評を行いました。
はじめて設計をされる方も、これまで在来木造をやってきた方も、この日が木組の家づくりの第一歩です。
第二、三回目の講義は、「静物デッサン」です。
ただ、「木組み」の技術を学んぶだけでなく、美しい家をつくるために、美術を身につけます。
構図の決め方や、見せ方など、すぐに実務につかえる技術です。
木組ゼミ修了生から最も好評なのが、この美術講座です。
第四回目は「色面構成」。
色彩をつかって二次元レイアウトを学びます。
「絵の具をつかうのは中学生ぶり」という声がたくさん出ましたが、 見事な作品が出来上がり、新たな才能を見出す方もでました。
入門コースの最終日は「立体造形」。
モノクロニ次元から、色彩二次元、最後に立体をつくります。
物をよく観察しながら、細部にとらわれすぎず、ボリュームを表現してもらいました。
最後に「木組みの1:10模型」を組み立てました。
みなさん、お疲れ様でした。
このあとは、上級コースが始まります。