「き」組み

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勉強会

2005年度「木組のデザイン」ゼミナール

2005年10月5日

第7回 10月9日 最終回

木組講座:
最終回は各自模型と図面でプレゼンテーションです。
軸組模型を作るのは初めての方も多かったのですが、
みなさんばっちりと完成されていました。
木組のよさは架構と間取りが合致していることです。
架構が美しければ気持ちのよい間取りとなります。
間取り先行では素直な架構ができないのも難しいところです。
受講生は建築を学ぶ学生さんから実務の長い方まで
多彩でしたが、みなさんそれぞれの良さを発揮していました。
学生さんは柔軟なプランで可能性を秘めたプランを、
経験者はなんとこの課題で実際に家を建てるのだそうです!
実務にすぐに生かせるのがこのゼミのよいところ。これからも木組の分かる設計者がどんどん育っていくといいですね!
みなさん半年間お疲れ様でした。

打ち上げ:
講義の後は打ち上げです。
今年は事務所の大きなテーブルでわいわいと盛り上がりました。
10月末に行なうゼミ旅行の話、これまでやってきた仕事の話・・・
話題は尽きずみなさん遅くまでお付き合いくださいました。木組ゼミのつながりは、今後もぜひ生かしていきたいですね。

第6回 9月18日

木組講座:
各自木拾いをして、申請した本数の模型材料をもらいます。木拾いが甘くて材料が足りなくなったら自分で手配しなければなりません。実際と同じシビアな状況です。本日は一日を通して軸組模型を作り、その合間に講師が伏図のチェックをしたり、梁組や小屋組の講義を行ないました。模型を作っている受講生のみなさんは真剣そのもの!
材料の刻みが悪いと垂直に建たなかったりします。これも実際の建て方と同じですね。一日で上棟!まではいきませんでしたが、みなさんなかなか上手に作られていました。次回が楽しみです。
最終回の次回は講座の集大成である模型の完成と課題のプレゼンテーションです。実際に建主さんを説得できるような、魅力的なプランを期待しています!

第5回 8月21日

設計講座:
午前中は第一回の講義で作成した各自のプランで伏図を作っていきます。講師が一人一人回って巡回指導です。伏図の完成と木拾いが次回までの宿題です。希望した受講生の方には、パソコンソフトで耐力壁のバランスチェックを行いました。
自分の設計した耐力壁配置の剛心、重心、偏心率が即座に分かり、とても好評でした。

木組講座:
午後は宮越氏による耐力壁、水平構面の講義です。
耐力壁ジャパンカップの映像で、様々な工夫を凝らした壁に皆さん驚かれているようでした。次回は木拾いにより各自申請した本数の模型用角材をもらい、伏図を元に上棟を目指します。

第4回 7月3日

美術講座:
今回は色の勉強です。
色面構成を3本の直線・放物線で行ないます。線と面と色のバランスで季節を表現していただきました。色の作成は絵の具。久しぶりの絵の具に皆さん新鮮な面持ちでした。枠の中にレイアウトを決め、配色カード(色見本帳)を参考に絵の具で色を作って塗っていきます。
さて、イメージどおりに仕上がったでしょうか?下の作品は飯田からいらしている受講生。テーマは「春」です。楽しげな物語が浮かぶね、と講師も嬉しそう。

木組講座:
今回は「柱」「梁」。
教室のすぐ隣で近々上棟する現場の刻みを行なっており、その見学も行ないました。実際の継手・仕口を見ながらの座学は、イメージが湧きやすいことと思います。
次回からはいよいよ軸組模型のための伏図づくり。木拾いから施工までの疑似体験です。

第3回 6月5日

美術講座:
引き続き静物のデッサン。今回はモティーフの質感を出していきます。
明るいところ、暗いところの差や、硬いもの柔らかいものの違いを鉛筆の濃さやタッチで表現します。講師に随時指導を受け、皆さん時間内に完成。楽しみながら作業していただけたようです。下のデッサンは、思い切りのよい線に講師も絶賛。工業デザインを学ぶ学生さんの作品で、今後が楽しみですね。

木組講座:
今日は「地盤」「基礎」「土台」について学びました。
分からないところはすぐに質問できるのがこのゼミのよいところ。現場や実務で気になるところがある方には大いに活用していただきたい場です。

第2回 5月22日

美術講座:
静物のデッサン。モティーフは木材、ガラス瓶、ビニールボール、布です。今日は構図を決めるまでを行ないました。
画面を16等分するスケールや、長さを測るスポークという道具を使って確認しながら描き進めていきます。デッサンは観察力を養う練習になります。皆さん初心者とのことですが、なかなかの進み具合でした。次回は陰影を表現し、完成を目指します。

木組講座:
導入編、「架構と間取り」編、「木の知識」編の三部構成。実例を交えながらの説明は、実務者の方は特に興味を持たれたようでした。今後も最新の情報を講義に盛り込んでいく予定です。

第1回 4月17日

本年度の木組ゼミが開講いたしました。
今年は総勢14名の受講生が集まり、熱気あふれる初回講座となりました。学生さんから設計事務所主催者まで様々で、遠くは松山、大阪、長野、福井などからお見えです。皆さんの熱意に対して、講師陣も気を引き締めて講義に臨みます。
自己紹介のあと、さっそく一日設計に取り掛かります。
課題は「木組のミニマムハウス」。普段CADに慣れた方々は、手描きスケッチが新鮮に思われたようでした。課題発表で講師に指摘を受けたところは宿題になります。
本日設計した家を最終的には軸組模型にして、プレゼンテーションするまでがこのゼミの課題となっています。

2005年度

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