「古民家再生ゼミ」前川国男邸実測
2018年6月19日
古民家ゼミ3日めは、江戸東京たてもの園で、日本の現代建築の父と言われる「前川国男邸」を実測しました。
古民家ゼミなのに昭和の現代建築の実測となりましたが、この建物を知らずして現代建築のを語れないほどの魅力ある建物です。
明快な間取りと構造で、おおらかな建物ですが、開口部周りはすこぶる手のこんだディテールです。
ガラス戸や障子が壁に入る引き込みになっていますが、連動して引き込むように縦桟に仕掛け付があったりします。
実測図から読み取れますか?
「ディテールには神が宿る」といいますが、まさに前川建築の真骨頂を見る思いでした。
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