入門コース3日目｢静物デッサン2｣｢伝統的木造技術の変遷｣

2008年6月15日

入門コース第3回　6月15日

美術講座
｢静物デッサン2｣

この日は前回のつづきの静物デッサンをしました。
午後には完成させて講評なので、みんな一心不乱に集中していました。
モチーフに選んだ植物の葉や、ビンが台の上にきちんと接地しているように描くことに苦戦を強いられている人が多くいましたが、講師陣にアドバイスを受けながら頑張って描き進め、講評までに仕上げることが出来ました。
並べて遠くから見てみると、思ったよりもずっと鉛筆の黒が弱かったり、色が違って見えたり、意外な発見があるものです。講師陣から一人一人の絵について講評が行われました。みなさんはじめてのデッサンながらいい作品が多く、講評でもおもしろいコメントがたくさん出ました。
デッサンは、いいものにしたいと本気で取り組めば、階段を上るようにどんどん上達していくものです。設計に欠かすことの出来ない感覚を磨くために、ぜひ今後も続けてください。

木組講座
｢伝統的木造技術の変遷｣

風基建設　　　　渡邊　隆

風基建設の渡邊さんによる｢伝統的木造技術｣の歴史の講座です。写真や図を交えながら、わかりやすく話をしていただきました。
その後は今年度から用意された「木組の1:5軸組模型｣を組み立てました。継手、仕口が見事に作られているこの模型を、渡邊さんの指示の下、皆で組み立てていきます。実際に木組の建方を体験しているようで、大好評でした。

次回の美術講座は色面構成をします。

2008年度