「き」組み

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勉強会

入門コース初日 一日設計「長く使える仮設住宅」

2011年8月26日


入門コース1日目

木組講座
「長く使える仮設住宅」

今年度の「木組のデザイン」ゼミナールは、
東日本大震災をうけ「長く使える仮設住宅」を一日で設計してもらうことにしました。
みなさん真剣に取り組まれ、午後はプロジェクター投影をしながら講評を行いました。

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課題の主旨
2011 年3 月11 日に東北地方を襲った巨大地震は、
その後の大津波による甚大な被害をもたらし、多くの被災者を出しました。
いまだ不便な避難所に暮らす人たちには、
プライバシーのない暮らしから解放される、仮設住宅の供給が必要です。
このような場合、日本では災害対策として、
被災者用の仮説住宅の建設をプレハブメーカーと国との契約により供給がなされることになっています。
しかしながら、今回の被災地の広大さと、避難民の多さに国の対応が遅れ、
今後の不足分は、おそらくメーカーの供給分だけでは、まかなえなくなって来ると思われます。
そこで、応急の仮設住宅から日常の家となる復興住宅に至る過渡期的な仮住いとして、
今後の解体・移築も視野にいれた、使いまわしの効く「長く使える仮設住宅」の提案を、
当ゼミ受講生のみなさんにも考えていただきたいと思います。
一日課題という短い時間ですが、家づくりに携わる一設計者として社会的な使命として、
建設的な提案をお願いします。
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年度別木組みゼミ, 2011年度

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