「東馬込の家」温熱の計測を始めました
2017年11月23日
「東馬込の家」は、外断熱を施して省エネ性能の向上を目指しています。HEAT20でG2レベルの建物です。
その効果を知るために、外気と室内の計測をはじめました。10月3日に計測器を置かせていただきました。
計測値は、WiFiで飛ばして手元のスマホで見ることが出来るように設定しました。
11月19日の冷え込んだ朝も、外気7度前後でも無暖房で約20度前後の室内温度を保っています。
7月の竣工時にはサーモカメラで遮熱の効果を確かめましたが、計測器を付けてからは、毎日寒くなるのが楽しみです。
昼頃に日射が入ると25度まで室内気温が上がるそうです。
注目は湿度で、無垢の木と漆喰で出来た室内の湿度は、50%から60%内外の快適な数値を保っております。
外が雨で100%のときも、乾燥した30%のときも変わりません。吸放湿性のある自然素材の効果です。
松井事務所では、伝統の木組みの家に温熱の向上を加えて、美しい住まいの快適な体感温度を実現しています。
2017.11.19 午前6次28分の外気と室内気温・湿度
2017.7.27 サーモカメラの映像
ブログ, 【完成】東馬込の家