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「浜田山の家3」材料検査

2017年7月31日

「浜田山の家」は本格的な木組でつくる伝統的な家です。二階が一階よりせり出した「せがい造り」と呼びます。

今日は、天竜から運ばれてきた杉、桧の検査に行ってきました。含水率は天然乾燥で23%内外、木理の美しい材でした。

棟梁は会津出身の若い大工です。一緒に木取りをしながら番付を打ちました。全ての木材が表しになる真壁づくりですから、木取りは慎重に行います。

木の良さは、節のあるなしばかりではなく、材の木理で決まります。木が生えていた頃のクセを読み取り、力を受け流す方向性を見極めて向きを決めます。

「適材適所」という言葉どおり、材料を的確に使う場所に配置できるかどうかで、家の価値は決まります。

これから墨付け・刻みに取り掛かります。秋には、構造見学会を開催できると思います。

上棟した直後が最も木組のよく見えるときです。近くなったらお知らせいたしますので、みなさまどうぞご参加ください。

 

 

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