古民家再生ゼミ「実測調査」
2017年6月22日
古民家再生ゼミの実習で、川崎民家園に実測調査に行ってきました。
調査したのは民家園誕生のきっかけとなった「伊藤家」です。
神奈川県の民家の特徴である「四方下屋造り」という上屋と下屋の入り組んだ梁組があります。
今年の受講生は5人なので、密度の高い講座となりました。
大きな古民家に住んでいらっしゃる方もいて、実測調査にも熱が入ります。
平面図と矩計図を採取して、構造の特性を把握しました。
今回の実測図をもとに、次回は改修計画を発表していただきます。
課題は「耐震性と温熱性能を備えた宿泊施設」としての再生計画です。
これからの再生は、地震に強くすることはもちろん、寒くては困ります。
また民泊法が国会を通り、宿泊利用も増えることが予測されます。
ゼミでは、これからの古民家再生のトレンドを目指します。
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